こうせんどうすみ – 光泉洞寿み

明治38年5月14日の棟上げ札の残る典型的な京町屋。間口3間奥行き5間の表中2階奥本2階、坪庭と虫籠窓にその趣が一段と深く感じられます。

明治38年5月14日の棟上げ札の残る典型的な京町屋。間口3間奥行き5間の表中2階奥本2階、坪庭と虫籠窓にその趣が一段と深く感じられます。走り庭作りで3つの部屋が一列に並び奥の間は雪見障子で縁側に続きそのむこうに坪庭が光を注ぎます。洛中の「田の字」地区でも真中に位置する光泉洞。姉小路の喧騒の中、部屋にはいると時間も空気も変わります。

 昼だけの営業で、京都の老舗の番茶や生麩と丁寧な家庭料理でおもてなしをいたします。町屋を残したくて開いた店です。中国からの緑茶が香り、英語やフランス語の飛び交う都市の真中ならではの不思議な空間を作りだしております。